DynamicDNS (ムームードメインとmyDNS.jp)

自宅サーバーを構築するにあたって、Dynamic DNS を使用した。

Dynamic DNS が何かって言うのをざっくり簡単に説明するよ。
(DNS はなんとなく知っている前提。知らない方はココでざっくり理解して。)

自宅サーバーを持つならオリジナルなドメインは持ちたいよね。
しかし、大抵の一般のネット回線のIPアドレスは固定ではない。(変わるタイミングはまちまち)
せっかくドメインをゲットして、gomocool.net = 123.123.123.123 と DNS に登録しても、
ふと気づいたら321.321.321.321に変わってるかもしれない。

周りから見ると、せっかくブックマークしてあげたのに、前のアドレス123.123.123.123にアクセスして誰だか分からない人のアドレスにアクセスすることになってしまう。

そこで、定期的にこちらのIPアドレスをDNSに報告して、定期的にドメインとIPアドレスの紐付けを行なってもらえる特殊なDNSがある。

それが  Dynamic DNS である。
今回は、無料で誰でも利用可能なMyDNS.jp を使用する。

さて、まずはともあれ自分のドメインが無いことには始まらない。
MyDNS.jpはフリーのドメインを幾つか提供しているのでそれを使ってもいいが、
今回はオリジナルなドメインをムームードメインで買ったことを前提に話す。

ちなみに、ドメインは初心者向けで有名なムームードメインからクレジットカードで買った。

gomocool.netは1年で950円だった。

買い方は普通にやってれば迷うことはないので割愛。
クレジットカードだと15分もかからなかった気がする。
ちゃんと購入出来ればドメイン一覧で下図のようになる。
20130702-img1

 

次に、MyDNS.jp の登録。

メニュー右上のJoin US から登録する。分からないところは適当に。子IDは0でいい。

この後、MasterIDとパスワードが記載したメールが送られてくる。
このIDとパスワードは変更が効かないし今後必須となる。
故に忘れないために送られてきたメールはしっかり保存しておくこと。

次に送られてきたIDとパスを元に、MyDNS.jpにログインした後、DOMAIN INFO を開く。
すると下図のような入力欄があるので、Domainに取得したドメイン名。
MXにメールでアクセスするときなどの名前。
(とりあえず何も考えなくてOK。後で変えれる。)
そして、下に www とだけ入れておく、入れなくてもいいけど。
(www.gomocool.netでもアクセスできるようになる)
後は承諾して更新する。

20130702-img2

 

そして、次に現在の自分の家のネットワークのグローバルIPアドレスドメインを紐付ける。
まず、自分の家から  確認くん へアクセスして、現在プロバイダーから割り当てられているIPアドレスをゲットする。
次に、IP ADDR DIRECT を開く、そこで、先ほど確認したIPアドレスを打ち込む。
下の行はIPv6の設定なので今回は放置でおっけ。んで、チェック。
20130702-3

これで、MyDNS.JPは、登録したドメインがあなたの持っているIPアドレスだと認識した。

さて、次に、ムームードメインに再び戻り、

ムームードメインのコンパネからログインして、ドメイン管理 → ドメイン操作→ネームサーバー設定変更から、ネームサーバーを選ぶ。

そして、paperboy&co以外のネームサーバーを使用するから、MyDNSさんのネームサーバーを指定する。
MyDNS.jp の HOW TO USE にDNS名は書いてある。
現時点(2013/07/02)では下図の通り入力すればOK。20130702-4

以上で、設定は終了。
これで、取得したドメインで外側からアクセスが可能になる。
(外側からアクセス出来ない場合は、ルーターの80番ポートが空いていない、iptables(Linuxのファイアウォール)でポートが許可されていない等が考えられる。
この辺りは自分で調べてくだせぇ。需要があれば書きますけど。)

しっかしー、実はこれでは問題がある。

IPアドレスが変わるたびに、IP ADDR DIRECT から手動で更新しなければならない。
いつ変わるかわからないのに、ちまちまと更新するのは正直無理。
ってことで、次回は自動で MyDNS.jp に更新する方法を載せるよ。

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